Gibson J-50 1960’s ブラジリアンローズにBG交換。

Gibson J-50

Gibson J-50

 

以前にも紹介しましたが、あまりに多いので再度違う楽器の修理を紹介します。
この様な、プラスチックBGは接着して直す修理が有りますが、もってのほかです!!

そんな修理は、楽器のことを理解していない素人のやることです。
この様に表板を歪め、楽器を殺す結果になるのです。BG付近に割れもあるし・・・・。

 

Gibson J-50

 

この様に、ネジで止めてありプラモデルの様なBGなので接着しても意味がないのです。

表板のゆがみが、縦のラインも崩して踏んだり蹴ったりです。

 

Gibson J-50

今回は、お客さんの依頼でブラジリアンローズでOLDと同様に制作。
それを型にしてマスキングをし、BGの部分の塗料を剥がし、穴埋めをします。

今回は、表板がゆがんでいるのでBGがなるべく平面に接着されるように表板も多少削ります。そして、接着です。

Gibson J-50

 

写真の様に接着し、OLDと同様にポジションマークを付け、ピンの穴の加工をしOILで塗装します。

次に、パーツを取り付け調整します。

 

Gibson J-50

 

完成です!