Gibson ES-330 1960’s なんと335化計画です。

Gibson ES-330

Gibson ES-330

 

今回は、なんと335化計画です。
センターブロックの無い330のボヨーンという響きをバキッとさせて335の様にします。

まずはパーツをはずしSTPの位置を決め、柱の加工にはいります。

 

Gibson ES-330

 

<<柱の制作>>
L型の柱にします。

木目の方向は音の伝わりを考えて縦にしました。(この方が強度も稼げます。)
PU座繰りから入れることを考えて角を丸くし、先端部分はSTPの中心位置を書い
ておきます。

 

Gibson ES-330

 

<<仕込み>>
STP位置の穴から接着剤を垂らします。次に、PUの座繰りから入れSTPの穴めがけて少しず
つずらしていきます。これが結構つらいです。(柱の高さはちょっと表板を押す程度にします。)
位置としてはPUの邪魔にならないようにし、表板のブレーシングに沿うようにします。

 

Gibson ES-330

 

次に、クランプで固定します。このとき、軽く押さえるような力で止めます。強すぎると
アーチの形状が崩れますので。

 

Gibson ES-330

 

 

出来上がりです。STPは艶消し仕上げにして周りのパーツとの違和感がないようにしました。
音は、思った通り335風になりGOODです。

あまり、柱できつくするとOLDの良さが無くなり張りすぎる音になるので、この点は注意です。